2012年 04月 27日
旅の1日目 朝 |
旅先で駅のホームにいると 不思議な気持ちになる
沢山の人を詰め込んだ電車が 目の前をゆっくり通り過ぎてゆくのを眺めていると、
時間と国と、色々な私を取り巻く物の全ての狭間にいる様な
そんな気持ちがしてくる


知らない人々
知らない国
沢山の家族
沢山の別れ
沢山の出会い

いろいろな人の人生や、生活や思いや、大切なもの
そんなものたちが、いっせいに電車から吐き出され、
うごめいて
そしてまた、沢山のそれらを積んで、目の前を通り過ぎてゆく
駅は不思議な空間

30分程遅れてきた電車に乗り込む
窓ガラスも無く、ドアも開けっ放しの薄暗い車内
ブルーの色が不思議な程、この国の人々の肌の色に似合う


外に海が見える

茶色くさびた線路と
青い電車と 青い海
沢山村を通り過ぎて
沢山の 人々の暮らしを通り過ぎて


通過すること
ただただ通り過ぎること
旅の一つの形が
この瞬間にある気がする


沢山の人を詰め込んだ電車が 目の前をゆっくり通り過ぎてゆくのを眺めていると、
時間と国と、色々な私を取り巻く物の全ての狭間にいる様な
そんな気持ちがしてくる


知らない人々
知らない国
沢山の家族
沢山の別れ
沢山の出会い

いろいろな人の人生や、生活や思いや、大切なもの
そんなものたちが、いっせいに電車から吐き出され、
うごめいて
そしてまた、沢山のそれらを積んで、目の前を通り過ぎてゆく
駅は不思議な空間

30分程遅れてきた電車に乗り込む
窓ガラスも無く、ドアも開けっ放しの薄暗い車内
ブルーの色が不思議な程、この国の人々の肌の色に似合う


外に海が見える

茶色くさびた線路と
青い電車と 青い海
沢山村を通り過ぎて
沢山の 人々の暮らしを通り過ぎて


通過すること
ただただ通り過ぎること
旅の一つの形が
この瞬間にある気がする


by hal_kuzuya
| 2012-04-27 18:27
| 旅