2013年 11月 10日
きらめ樹☆ |
今日は、いつもとちょっと違って、
森の話、です。
この週末、きらめ樹☆(森の皮むき間伐)
に、参加してきました。
森の空気が、樹の感触が気持ちいい!!!
木を切り倒した瞬間、森の中にふわっと差し込む光がとても印象的でした。

森を歩き森の話をきき、女性でも、子供でも出来る木こり仕事を体験しました。
日本の森の事、海外の森の事、
私たちの住む都市での生活との関係、(家や家具のこと)
500年後の美しい森の未来に思いを膨らませました。
本当に気持ちのいい時間と、空気、森を愛する人々との楽しい体験
五感をめいいっぱい開いてくれる、素敵なツアーです。
お子さんがいる家族とかにもとってもおすすめ。
http://peatix.com/event/22008/view
ところで、間伐って何か?そもそもなぜ間伐が必要なのか
そのあたり、素人なりに、ここでお伝えしてみます。
(間違い合ったら指摘して下さいね)
こちらも参考に http://mori-no-yomigaeri.org/about/fund.htm
日本には、役50年前に、木材の需要を見越してギッチリと隙間無く植えられた木々からなる、
光の入らない暗い森がたくさんあります。
でも、海外からの木材の輸入やいろんな事情が変わってきて、その木材は使われる事も、
森を手入れされる事も無くほったらかし状態。
国土の40パーセントともいわれているそうです。
ギッチリだと、樹も苦しくって、狭くって、
横に太った立派な樹になれません。もやしみたいに細く長く育って行くしか無いのです。
そのため地面に光も射さなくなり、緑の植物や動物は住むことが出来ません。
なによりも、根っこがしっかりはらない、もやっしっ子の木々は、弱く
倒木や地滑りという、災害をもたらします
間伐というのは、育てる木と切り倒す樹を分ける、
(倒した樹は貴重な木材資源となります)
山のお手入れです。
手入れされた森には光が差し込み、地面には多様な植物が戻ります。
それを食べに動物達も戻ってきます。
様々な植物と根を絡め、木々の根は、強くなって行きます。水を溜めることもできます。
皮むき間伐 というのは、そんな間伐の中でも、
女性にも子供にも簡単に参加できる手法をとった間伐のスタイルです。
木の皮を剝き、立ち枯れさせたあと、軽く、木材に適した水分量になった木を切り倒します。
もちろん、加工と、その後の木材の行き先に付いても学び考えます。
生活と、家と家具と 建て売り住宅や有害なボンドや防腐剤の使用など、
生活にも密着してますね。日本産の立派な安価な間伐材を、使わない手は無いんです、
(気になる方は学んでみて下さい。)
と、、一応説明。。。
でもでも、
とにかく楽しいんです。気持ちがいいんです。
切った木の間から光がふわっと差し込んで、その光が、キラキラと
未来の森への道しるべのように見えました。
森のガイドの方が、光が入った森に、一株の新しい若木を見つけます。
「この木は、10年後には背丈よりもずっと大きくなって、
このあたりを美しい紅葉で染めるんです。」
都会に生きていると、なんだか闇の中にあるような気持ちにさえしてしまう
そんな10年後の未来に、
はっきりとした森の美しい姿が見えます。

育てる事を決めた、一本の樹にハグをしました。
約50歳のその木は今は細く、私の両手で抱きしめられる位。
「この手入れされた森では、この木は500年後には、
大人六人で手をつないだくらいの大きさになるんです。」
500年後の木を、6人で抱きしめてみました。

大きな、大きな、 立派な木です
大きな 大きな 立派な幹です
きっと、枝も広く伸ばして、葉も青々と美しく
堂々と そこに立っている事でしょう。
キラキラとした光をかんじ、ドキドキとした体験とともに、
五感全快で、森を感じます。
きらめ樹
そんなネーミングがぴったりの、素敵な森での週末でした。
そして、森はこれからが勝負
この十年で、日本中の森を地滑りや倒木の不安の無い、
豊かな緑あふれる命の森にして行かなければならないそうです
(木の根の問題も有り、本当に猶予がありません)
なので、この感動と、わくわくとともに、
もし、こんな素敵な週末を過ごして、森の事を体験したいという人が増えたらいいなと思い
ここへ、長いブログを記しました。
追記
私たちは、これから、都会での森の仕事の可能性を託されてきました。
どう広げるか、どう木々を使うか、どれだけ沢山の人を巻き込めるか。
宿題もたっぷりです。

thanks for all of you
HAL
http://www.halkuzuya.com/
森の話、です。
この週末、きらめ樹☆(森の皮むき間伐)
に、参加してきました。
森の空気が、樹の感触が気持ちいい!!!
木を切り倒した瞬間、森の中にふわっと差し込む光がとても印象的でした。

森を歩き森の話をきき、女性でも、子供でも出来る木こり仕事を体験しました。
日本の森の事、海外の森の事、
私たちの住む都市での生活との関係、(家や家具のこと)
500年後の美しい森の未来に思いを膨らませました。
本当に気持ちのいい時間と、空気、森を愛する人々との楽しい体験
五感をめいいっぱい開いてくれる、素敵なツアーです。
お子さんがいる家族とかにもとってもおすすめ。
http://peatix.com/event/22008/view
ところで、間伐って何か?そもそもなぜ間伐が必要なのか
そのあたり、素人なりに、ここでお伝えしてみます。
(間違い合ったら指摘して下さいね)
こちらも参考に http://mori-no-yomigaeri.org/about/fund.htm
日本には、役50年前に、木材の需要を見越してギッチリと隙間無く植えられた木々からなる、
光の入らない暗い森がたくさんあります。
でも、海外からの木材の輸入やいろんな事情が変わってきて、その木材は使われる事も、
森を手入れされる事も無くほったらかし状態。
国土の40パーセントともいわれているそうです。
ギッチリだと、樹も苦しくって、狭くって、
横に太った立派な樹になれません。もやしみたいに細く長く育って行くしか無いのです。
そのため地面に光も射さなくなり、緑の植物や動物は住むことが出来ません。
なによりも、根っこがしっかりはらない、もやっしっ子の木々は、弱く
倒木や地滑りという、災害をもたらします
間伐というのは、育てる木と切り倒す樹を分ける、
(倒した樹は貴重な木材資源となります)
山のお手入れです。
手入れされた森には光が差し込み、地面には多様な植物が戻ります。
それを食べに動物達も戻ってきます。
様々な植物と根を絡め、木々の根は、強くなって行きます。水を溜めることもできます。
皮むき間伐 というのは、そんな間伐の中でも、
女性にも子供にも簡単に参加できる手法をとった間伐のスタイルです。
木の皮を剝き、立ち枯れさせたあと、軽く、木材に適した水分量になった木を切り倒します。
もちろん、加工と、その後の木材の行き先に付いても学び考えます。
生活と、家と家具と 建て売り住宅や有害なボンドや防腐剤の使用など、
生活にも密着してますね。日本産の立派な安価な間伐材を、使わない手は無いんです、
(気になる方は学んでみて下さい。)
と、、一応説明。。。
でもでも、
とにかく楽しいんです。気持ちがいいんです。
切った木の間から光がふわっと差し込んで、その光が、キラキラと
未来の森への道しるべのように見えました。
森のガイドの方が、光が入った森に、一株の新しい若木を見つけます。
「この木は、10年後には背丈よりもずっと大きくなって、
このあたりを美しい紅葉で染めるんです。」
都会に生きていると、なんだか闇の中にあるような気持ちにさえしてしまう
そんな10年後の未来に、
はっきりとした森の美しい姿が見えます。

育てる事を決めた、一本の樹にハグをしました。
約50歳のその木は今は細く、私の両手で抱きしめられる位。
「この手入れされた森では、この木は500年後には、
大人六人で手をつないだくらいの大きさになるんです。」
500年後の木を、6人で抱きしめてみました。

大きな、大きな、 立派な木です
大きな 大きな 立派な幹です
きっと、枝も広く伸ばして、葉も青々と美しく
堂々と そこに立っている事でしょう。
キラキラとした光をかんじ、ドキドキとした体験とともに、
五感全快で、森を感じます。
きらめ樹
そんなネーミングがぴったりの、素敵な森での週末でした。
そして、森はこれからが勝負
この十年で、日本中の森を地滑りや倒木の不安の無い、
豊かな緑あふれる命の森にして行かなければならないそうです
(木の根の問題も有り、本当に猶予がありません)
なので、この感動と、わくわくとともに、
もし、こんな素敵な週末を過ごして、森の事を体験したいという人が増えたらいいなと思い
ここへ、長いブログを記しました。
追記
私たちは、これから、都会での森の仕事の可能性を託されてきました。
どう広げるか、どう木々を使うか、どれだけ沢山の人を巻き込めるか。
宿題もたっぷりです。

thanks for all of you
HAL
http://www.halkuzuya.com/
by hal_kuzuya
| 2013-11-10 19:22
| 地域活動 森の活動