2013年 12月 31日
今年の終わりに |
いつもの仲間と写真の話をしました。
圧倒的な情熱とエネルギーで、写真と向き合ったものだけが生き残れるこの世界で
私たちは、ただただ、信じる写真道を生き続けるしかないのだけど、、
友人の一人で、とてもパワフルな男がいる
圧倒的なエネルギーと存在感で、みるみる周りを魅了していくそのパワフルさは
本当に見事だと思うし、彼の撮る写真は、その熱量の固まりのようなもので
力強く圧倒的
ちびっ子の私たちに到底まねできるものではないけれど、
私たちは私たちのやり方で、やはり観るものを、撮られるものを魅了していかなければならない
写真というものは、自分自身の鏡のようであり
仕事というものは、私のあり方や魅力そのものの評価のようです
人間そのものが問われているようで、
だだただ、必死に美しく生きなければならないと思わされるばかりです
尊敬する方が私の東北を写した写真を見て
「美しさが心をさし、またしみ込み、さらに包まれるようだ」
と、言ってくれました。
伝われば、という思いだけで懸命に写した数枚の写真が
美しい景色とメッセージとなって届けば、それは本当に嬉しい出来事です。
彼が私の送ってくれた言葉を最後に、今年を締めくくろうと思います。
創作や表現はすべて美しさを目指します。
その根底に無情も悲劇も怒りも喜びも何もかも秘めているからより一層美しくなるのだと思います。
星の王子さまが言った「砂漠は水を隠しているから美しい」の言葉通りだと思います。
美しさに懸命にならないと人の心も世の中も描き出す罪深さ、
神様だけが行える創作(天地創造、生命創造)に禁じられた遊びで近づく僕たちが許される物ではないのだな……とも思います。
一年間の沢山の出会いに感謝いたします
HALKUZUYA
http://www.halkuzuya.com/
by hal_kuzuya
| 2013-12-31 13:54
| 日常 ひとりごと