2014年 05月 08日
『「し」をかくひ』 かぜみつる |
今朝、友人からメールで
素敵な詩のプレゼントが贈られてきた
とても清々しい朝だった
私も昔から詩が大好きで
おそらくそれは小学校1年生の時?2年生のとき?
名前も覚えていないけれど、おっとりと優しい非常勤のおばあちゃん先生が
国語の時間に詩の暗記の授業をしてくれたのが、きっかけ
野原歌 という詩集から一つ自分の好きなものを選んで暗記するというもの
今でもうっすら覚えています
探してみると ありました
とても可愛い詩です
昔から、私はこんな事が大好きで
風を感じて、季節を感じて、空を見上げて生きてきた気がします
そして今も変わらず、それを糧に生きて、仕事にまで出来ている事
本当に奇跡だなと思います
あの時の先生が居たら、ありがとうって言いたいな
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『「し」をかくひ』
かぜみつる
ゆうべ
くりのきのとこ とおったら、さ
みのむしのやつ ないているのさ
こわいゆめ みたのだって
まだちいさいし、な
むりないよ
おれ あしたのぶんに とっておいた
そよかぜをだして ゆすってやった
みのむしのやつ わらってねむったぜ
あんまり かわいくて、さ
とうとう そよかぜ ぜんぶ
つかっちまって、さ
だから おれ きょう おやすみ
ひまだから「し」かいてるの
by hal_kuzuya
| 2014-05-08 21:45
| 詩の朗読