www.halkuzuya.com 日々の写真と思いを少し

写るもの

思いとか　記憶とか　感情とか

目に映らないものも

時には写る事が在る




優しい記憶は　優しい写真につながっていて







亡きママさんへ
思いを込めて

あなたの愛した場所は
あなたのいる天国と
つながる瞬間がちゃんと在る
そんな気がした朝でした

フイルムの意味

京都の連載は
私の強い希望でフィルムでやらせていただいている
フィルムなんて最近聞いた事も無い。意味在るのか。
そんな声も。。。
意味
難しいね
もしかしたら無いかもしれない。
デジタルでもとれるかもしれない
けれど、確実に違うのは、カメラを出したときの
作り手の表情
フィルム？？すごい
初めて、久しぶり！！
古いカメラ　大切にしてるんだ
それだけで、現場の空気が変わる。
わずか数時間で、なるべく出来るだけ深く入り込みたい
そんなとき、一番最初にぐぐっと相手を引き寄せる、
わたしの古いカメラと、シャッターの優しい音が
大事に取材したいんです。その思いを込める。



新旧織り成す街京都。その街で活躍する様々な人を通して、私たちが暮らす街、京都をより深くご紹介します。
というキャッチの連載
伝統を伝える事をコンセプトに
京都に住む女性の働き方　生き方を伝えたい
捉えたいのは、ささいな日常　人の息つかい
それには、やっぱり　フィルムカメラがよく似合う
丁寧にシャッターを切る
じっくり構えて、切り取るドキュメンタリーは
時々ぶれてたりもするのだけど
それもまた、その時の時間の流れ、人の息づかい
わがままを許していただける環境に感謝しつつ
連載はまだまだ続く
と願っています

Sara

写真をとおして

人とふれあうこと

私らしい距離感と

彼女らしい距離感と

二人の間の空気感



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素敵な庭を訪れた日のこと

夏の初め



待ち合わせの駅で予定の時間になっても現れなかった彼女を
心配して家までタクシーで家まで駆けつけると
庭仕事に夢中で時間を忘れていたと
とびきりに笑顔でいわれてしまうと
そうだよね、と妙に納得で

風が気持ちよくて
草花が揺れていて

朝の庭が一番なのよと
まだ露にぬれたベリーを木からもぎ取り渡してくれる
赤くて　甘くて
鳥と　競争なのよと

ここで羽鳥も人も
風と雨と太陽の下
同じ生き物かもしれない

１５年目の孤独

私の未来はきっと
寂しくて愛おしい

見える景色は未来なのか
歩いて来た過去なのか

そんな感じの風景

ありきたりで
美しい

蝉の声がにぎやかで
たいようは相変わらずまぶしい